【最後の更新】「挑戦」を笑う大人達と、生きる意味という話。
さて、2年に渡り続けてきた(?)このブログも、これが最後の更新になります。
(注:更新頻度に関しては、決して触れないで下さい。)
8月1日より経団連所属企業中心に、一斉に選考活動が始まりましたね。来季は就職活動スケジュールの制約が撤廃されることを願います。
最後の更新なので、これから社会に入る学生の皆様に、伝えておきたいことをつらつらと。すでに進路が決まってる方は、期待に胸いっぱい膨らませ、目をキラキラ輝かせているでしょう。なので、敢えて残酷な現実の話をしたいと思います。
世の中には残念ながら、「あなたの挑戦」を非難する大人がたくさんいます。また「あなたの挑戦したけどうまくいかなかった結果」を嘲笑する大人はもっとたくさんいます。「あなたの成功」ですら妬む大人がたくさんいます。そして、その大人の陰口が、ソーシャルメディアを通じて直接あなたの耳に入ってきます。あなたの親友までもがその投稿に「いいね」をします。
その度に、あなたの心は深く深く傷つくでしょう。
成功者は妬まれ、挑戦者は嘲笑されます。これが現実です。
『挑戦しない人生の方が楽だ』
まさにその通りです。挑戦のない人生の方が、楽なんです。
もし、あなたが楽をしたい人なら、絶対に「挑戦」をしてはなりません。
無難な人生。それも良いでしょう。
さて、ここからは僕の価値観です。
(僕の価値観についてはこちらも参照↓)
もし無難な人生を送りたいと思うなら、今すぐ死のうと思う人間です。
そっちの方がもっと楽です。
一方で、どれだけ挑戦に失敗しようが、どれだけ嘲笑されようが、無事に生きています。心が詰まるほどの思いもすれば、この上ない達成感を味わうことも出来ます。それが生きている、ということだと思っています。
地球上には、戦争、略奪、飢饉、災害と、毎日生死の危険にさらされている数多くの人がいます。しかし、私たち日本人は、非常に恵まれています。生きたいと思っている人の中で、生き続けられる確率が最も高い国 TOP5に入る国だと思います。
今日餓死するかもしれない人が地球上には数多くいる中で、あなたは少なくとも餓死することはありません。生きることがある程度保障されてる中で、ただ生きてるだけの無難な人生に何の意味があるのでしょうか、そう思う人間です。
今、戦争の真っ只中にある国の人に、「挑戦」を求めるのは酷です。無難でもいいから、必死に生きて欲しいと願います。ただ、あなたの生死は守られています。あなたは、なぜそれでも無難な人生を選ぶのでしょう。
「挑戦」して下さい。
周りにどれだけ「挑戦」を笑う大人がいても、
あなたには「挑戦」して欲しい、と願います。
あなたの「挑戦」が、「失敗」したとします。
その「挑戦」が「今は正しくなかった」と判った、という人類にとって大きな財産を残します。その「挑戦したけどうまくいかなかった結果」は「成功」するためのヒントを多分にもたらします。あなたは「その挑戦がなぜうまくいかなかったのか」を最も知る人になります。そして、あなたは生きてます。また「新しい挑戦」が出来ます。
多くの大人はそれを見て笑います。そしてあなたも深く傷つくでしょう。
でも、それでいいんじゃないかと思います。
あなたの「挑戦」は、確実に世の中の前進につながっています。
人間として生きている価値があります。
「挑戦」を非難だけする大人達は、世の中に何ら価値を生み出しません。
来世は、きっとモグラに生まれ変わることでしょう。
あなたは、人間です。
「挑戦」して下さい。
僕は僕で人事を卒業し、新しい「挑戦」をしてます。ここ1週間は毎日歯が抜け落ちる夢ばかり見てますが、それでも生きてる実感を持ちながら、「挑戦」に手応えを感じる日々を送っています。
と、いうことで、人事として2年間続いた(?)このブログも最後の更新です。
就活生の皆様におかれましては、
モグラになるのではなく、是非人らしい選択をして欲しいと願います。
それでは、また会う日まで。