結果かプロセスか、というお話。
昨日の投稿に引き続き、人事制度についての考え方。
本日より本格的に、
フリークアウトの評価制度を策定するためのプロジェクトが走り出しました。
何を軸に評価すべきだろうか。
能力重視か成果重視か、はたまた頑張り重視か将来性重視か、
評価するって本当に難しくて、物差しを決める以上、そこには責任が伴う訳で。
現場の方々には通常業務でパンパンななか、議論に巻き込むことになり、申し訳ない気持ちでいっぱいなのですが、現場の意見がない評価制度なんて物差しで角度をはかろうとするくらい意味のない指標なので、ご迷惑をおかけしつつも現場の方にコミット頂いて進めていければと考えております。
どんな人を評価するのか、という議論につきものなのは、
成果を上げている人を評価すべきか、頑張っている人を評価すべきか、
という両極に捉えられがちな議論が展開されるのですが、
個人的には成果出す人も、頑張っている人も評価されるべきだ、と思います。
ただ、こと給与という面においては、売上げ貢献している人にその貢献具合に応じた給与配分はされるべきだ、という立場です。成果に相応していない給与を支払うあまりに、固定費だけ増していって、売上げが伸びず、自ら首をしめて早期退職を募るしかない、といった状況だけは避けないといけません。
採用する、と意思決定したからには、
会社としてもその個人の一生涯を背負う覚悟で採用すべきなので、
お互いに不幸にならないように、成果に応じて給与は支払われるべきだと思います。
一方で、頑張りと成果には時差があります。
頑張りを一切無視して、成果だけを評価してしまうと、
将来の莫大な成果を見捨てる恐れがあります。
そこで重要になってくるのが、マネジメントです。
頑張らない人は論外ですが、少なくとも事業貢献のために必死にくらいついて頑張っている人については、成果を出させるためにマネジャーが責任をもって教育していける組織でありたい、と思います。
伝えたいメッセージとしては、至ってシンプルで、
『給与は成果に応じるべきで、頑張る人が成果の出せる組織でありたい。』
そんな組織風土を創っていきたいです。
現場の方々には、この半年くらいは多々ご面倒をかけることになりますが、一緒に苦しんで苦しみながら全員が納得感のある人事制度を創っていければと考えておりますので、何卒よろしくお願いいたします。